予防歯科
PREVENTIVE
いわゆる「町の歯医者」さんは、歯が痛くなってから駆け込むところと思われがちです。ところが通院されている患者さんの実に5割以上が、予防歯科で通院されています。
近代では歯科技術の進歩により、むし歯や歯周病で失った歯を部分的または全体的に補う事が多くの場合可能になってきました。
しかし、最新の治療では多くの場合保険が適用できない、自費診療がほんとんどです。誰もが気軽に受けられる治療ではありません。また、どんなに優れた歯科材料で治療しても、健康なご自身の歯に勝るものはありません。病気になってからの「治療」ではなく、健康な状態を保つ「予防」は、経済面でも患者さんのお体にも優しい方法ではないでしょうか。
有泉歯科では先代の時代から予防歯科に取り組んでいます。せっかく治した、むし歯や歯周病を再発させること無く「いつまでも気持ちよく元気に過ごして欲しい」と考えています。最初は患者さんもむし歯治療が「きっかけ」でしたが、むし歯の治療が終わっても予防のために定期的に通院して頂けるようになりました。
スタッフ一同で、患者さん一人一人に合わせた予防を提案、実践していくように努めています。
生涯健康な口腔内でいるためには?
歯を守る為に最も大切なことは「治療を繰り返さない」事です。
治療は、歯を「修理」するのと同じことです。
修理はなるべく繰り返さないほうがいいですよね?
そのために、虫歯や歯周病の将来起こりうるリスクを様々な検査で突き止め、その結果から原因を分析、把握をし、ひとりひとりに合わせた予防プログラムを作ります。そして病気の原因を除去し、必要ならば治療を行います。 その後、メインテナンスを行うことで、一生涯口腔の健康を守り育てることが出来ます。
具体的な治療の流れ
各種精密検査
1・レントゲン撮影(パントモ)
2・口腔内写真撮影
3・歯周病検査
予防プログラムの説明
歯科衛生士による「原因除去療法」
虫歯、歯周病などの問題点、原因の説明
必要あれば「治療」
再評価
「原因除去療法」と「治療」後の口腔内の変化を確認
メインテナンス
3ヶ月から4ヶ月に1回が目安です。