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有機フッ素化合物と無機フッ素化合物の違いについて!

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近年メディアにも取り上げられている有害化学物質(PFAS)が河川から検出されており健康被害が懸念されております。
このPFASが有機フッ素化合物というものになり、フッ素って虫歯予防にいいと言われているお薬じゃないの?と疑問を抱く方も居るかと思います。
心配になり定期検診でフッ素は使ってて大丈夫ですか?と質問してくれる患者さんがいらっしゃいます。
なので有機フッ素化合物と無機フッ素化合物の違いについてご説明したいと思います!

まず、有害なのは有機フッ素化合物です!
パーフルオロアルキル化合物やポリフルオロアルキル化合物というものです!
主にフライパンのコーティングや泡消火剤、工業用シーリング剤のことを示します。
土壌汚染や水質おせんが原因で自然界に排出されることがありますよ。

次に、私たちが虫歯予防で使用しているフッ素は無機フッ素化合物になります!

フッ化ナトリウム、フッ化第一スズと言われているものです!
歯磨き粉や歯科医院でのフッ化物塗布に使用されます。

自然界に存在し、野菜や海藻などにも含まれております。

なので有害な有機フッ素と無機フッ素は全く異なる物質なのです!

同じフッ素という名前だからといって一緒のものだと思ってはいけません!
フッ素が心配で歯磨きは重曹を使用しているという方が時々いらっしゃいます!
重曹は歯を傷つけてしまい、逆に汚れが着きやすくなってしまうので使用はオススメしません。

また、フッ素を使用しないと虫歯予防が出来なくなり、虫歯になるリスクが高くなります!

虫歯予防のフッ素は有害性はなく、安心して使用していただきたいと思います!